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借入の金利とは何か考えてみよう

 

借入を利用する場合、一番気になるのが金利の問題でしょう。
親や兄弟、友人などの「対人」からの借入を除くと、ほとんどのケースで金利の問題が絡んできます。

 

いったい「金利」とは何なのでしょうか?

 

お金を借りる場合には、一定額の手数料を支払わなくてはいけません。
貸し手側も慈善でお金を貸すわけではなく、手数料収入を得る必要があります。
この手数料のことを「利息」と呼び、借りるお金に対しどれだけの割合の「利息」が発生するのかを決める根拠が「金利」となります。

 

「金利」の表示方法には「年利」「月利」「日歩」などがあります。
それぞれ「1年間に何%」「1ヶ月に何%」「1日に何%」の利息が発生するのかを示しています。

 

一般的な借入では、このうち「年利」が用いられています。
ちなみにドラマなどで登場する「トイチ」とは「10日で1割」という意味ですが、もちろんこのような高額の金利での金銭契約は法律で禁止されています。

 

またカードローンなどの借入では「実質年利」という表示が一般的になっています。
「実質年利」とは借入を利用する場合の様々な費用負担をすべて含んだ計算を行うという意味です。

 

金融機関の借入には、時として「事務手数料」「保証料」などの費用負担が発生することがあります。
しかし「実質年利」で表示されている商品はこれらの費用負担がすべて含まれていますので、返済負担がわかりやすいものになっています。

 

逆に「実質年利」が用いられていない商品は、他にも費用負担が発生する可能性が高いということですので注意しましょう。

 

借入における金利と利息の計算方法は、次の式で表されます。

 

・利息=借入残高×金利(実質年利)÷365日×借りた日数

 

例えば実質年利15.0%で30万円借りて1ヶ月(30日)で返済した場合の利息は次のようになります。

 

・30万円×15.05÷365日×30日=3,698円

 

借りた30万円を翌月一括で返済する場合には、借入元金30万円に利息3,698円を合わせて返済する必要があるということです。
ただし借入はいつでも一括返済とは限りません。
むしろ毎月分割で返済するケースが多いといえるでしょう。

 

この例をもとに、毎月6万円の元金分割返済で返済するケースを考えてみましょう。

 

・1ヶ月目

 

借入残高は30万円なので、利息は30万円×15.0%÷365日×30日=3,698円。
これに返済元金6万円を合わせて63,698円を返済する。

・2ヶ月目

 

借入残高は24万円なので、利息は24万円×15.0%÷365日×30日=2,959円。
これに返済元金6万円を合わせて62,959円を返済する。

・途中は省略します。

・5ヶ月目

 

借入残高は6万円なので、利息は6万円×15.0%÷365日×30日=740円。
これに返済元金6万円を合わせて60,740円を返済して完済。

 

このように返済時点の借入残高に応じて利息を計算していくのが、借入における金利の基本的な考え方です。
ただしここでは「毎月元金6万円の元金均等返済」というルール(返済方式)により計算しています。

 

ルール(返済方式)の違いにより同じ借入額、金利でも毎月の返済金額が大きく異なってきますので注意しましょう。